shibuya.swift #2 に参加してきました
こんにちは、モバイルアプリサービス部の田中孝明です。
shibuya.swift #2に参加してきました。
今回が2回目とのことで折角なのでLT枠で発表してきました。
DDD practice in iOS
@_mponさん
- ドメイン駆動設計について
- レイヤー化アーキテクチャについて
- プレゼンテーション層
- 画面の描画
- ドメイン層
- UseCase...処理を行うクラス
- Entity...各種データ
- ValueObject...ユニーク性のないデータ
- インフラ層
- データ通信
- テストの書き方
- 関心ごとの分離
SwiftにおけるClassとStructの使い分け
@tasanobuさん
- Struct
- インスタンスが複製される
- インスタンス自体が定数として扱われる
- プロパティの値の変更不可
- Class
- インスタンスへの参照ができる
- Cocoaのクラスを使う場合
- letで宣言された場合に挙動が違うので注意
- class参照が定数として扱われる
- インスタンスの値は変更可能
Applicative Functors in Swift
@kazu0620さん
- Applicative Styleについて
- Runesを使って簡潔に書ける
- OptionalやArrayを箱(Functor)と見る
- mapを利用すれば箱(Functor)は開けることなく中身の操作ができる
- Applicative Functorは「箱に包まれた関数」と「箱に包まれた値」を引数にとるメソッドがある
- Applicative Styleのメリット
- Optionalでない値を取る関数も、UnwrapせずにOptionalに適用できる
- 複数のOptionalをUnwrapすることなく計算できる
メッセージ機能改善活動
@nakajijapanさん
- TextKitについて
- インタラクションの改善についての共有
- 参考にしたライブラリ
XIBについて
@hmuronakaさん
(離席していました...すいません...)
Swift3.0に向けて enumerateを使い始めよう
Motoki Naritaさん@株式会社ネクスト
- swift-evolutionで気になった点
- 0004: Remove the ++ and -- operators
- 0007: Remove C-style for-loops with conditions and incrementers
- Swift 3.0に向けて
- C言語スタイルのfor文ではなく、enumerateを積極的に使っていく
- 同様に ++ や -- も使わないようにする
- swift-evolution/proposalに目を通して、なくなるかもしれない文法はなるべく使わないようにする
Swift API Design Guidelines (dec 3, 2015)
@gooichiさんとの共作という形で発表してきました
- 12月3日に発表されたSwift API Design Guidelinesの和訳
- ドラフト版のため3.0で変更される可能性もある
- Swift 3インポータ自動適用結果が見れる
- Swift 2.xでもある程度意識しながらコードを書いた方がよい
- ただし、ガイドラインはあくまでガイドライン(指針
- 細かな部分はプロジェクトやグループで決めが必要
- ガイドライン自体がGitHub上に欲しい
プログラミング初心者の壁の越え方
@sassy_man_yuichさん
- 一冊の参考書を一生懸命マスターするのではなく、いろいろな初心者向け教材を並行して使う
- 最低限必要な知識
- Xcodeの使い方 (ビルド、デバッグ)
- クラス・インスタンス・メソッド・変数とは?
- StoryboardとUIKitの主なパーツ
- AutoLayout (or UIStackView?)
- UITableView
- 1:1でエンジニアと対話できるCodementorというサービスを活用
まとめ
参加者にはピザとビールが無料で振舞われました。
GMO Yoursさん、ありがとうございました!
来場した方々とも情報交換できたので色々充実した勉強会ではなかったでしょうか!